明度とは?
明度とは色の明るさのことです。明るい・暗いという言葉は普段の生活でもよく使いますが、それと同じような感覚で使います。明るい色を多く使うと軽く柔らかい印象になり、暗い色だと重く固い印象になります。
明度は高い・低いで表すことがあります。明るい色は「明度が高い色」「高明度色」、暗い明度は「明度が低い色」「低明度色」、どちらとも言えない色は「中明度色」のように表現することもあります。
重要なのは色の明度は見やすさや読みやすさと密接に関わっているということです。色相や彩度が違っていたとしても、明度が近い色の組み合わせの場合、境界線がぼんやりとしてしまいます。
特にモノクロで印刷した場合には、色相や彩度の違いはわからなくなり、明度の差だけが読みやすさに影響します。「プリントアウトしたら重要な情報が読めなかった」や「地図を持っていこうとしたけど、モノクロでは全然道がわからなかった」ということのないように、明度に差を付けることで、読みやすくするということを常に心がけなければなりません。
彩度とは?
彩度とは色の鮮やかさのことです。最も鮮やかな色は純色と呼ばれ、大変派手な印象を持っています。純色から彩度がどんどんと下げていくと、色は白・灰色・黒に近づいていき、色相はわからなくなってしまいます。このような白・灰色・黒を彩度の無い色という意味で無彩色と呼びます。くすんだ色は純色に比べると大変地味に見えます。
彩度も明度と同様に高い・低いで、その度合いを表現します。鮮やかな色は「彩度が高い色」「高彩度色」、くすんだ色は「彩度が低い色」「低彩度色」、中くらいの彩度の色は「中彩度色」ということになります。
鮮やかな色をたくさん使えば派手になり、見た目はにぎやかに見えますが、「ウォーリーをさがせ!
」のようになってしまい、伝えたい肝心の部分がどこにあるかわからなくなることもあります。何か情報を伝えるという目的をウェブサイトが持っている場合(ほとんどそうだと思います)、彩度の高い色を使う場所を慎重に考えねばなりません。
また無彩色に対して、何らかの色みを感じる色を有彩色ということも覚えておきましょう。白・灰・黒以外の色は全て有彩色と考えて差し支えありません。
よい配色を行うには、彩度の低い色や無彩色を上手に使うことがポイントになります。今まで派手な色ばかり使っていたという人は、ぜひこの機会にくすんだ色を使うことにもチャレンジしてみましょう。
色の三属性
ここまでに学んだ色相・明度・彩度を合わせて、色の三属性と呼んでいます。これからはこの3つを駆使して、様々な配色を考えていきますので、まずこの3つをしっかりと覚えるようにしてください。
今回のチェックポイント
- 彩度とは色の鮮やかさのこと
- 最も鮮やかな色を純色、色みを感じない白・灰色・黒は無彩色と呼ぶ
- 白・灰色・黒以外の色は有彩色と呼ぶ
- 明度は色の明るさのことで、見やすさや読みやすさと密接な関わりがある
- 色相・明度・彩度を合わせて「色の三属性」と呼ぶ
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