トーンとは
トーンは明度と彩度を複合した概念で、日本語では色調などと呼ばれます。
などと書いても大変わかりにくいと思いますが、要するに「明度と彩度が割と似た色を集めてみたら、きれいに揃った感じがして、印象に残りやすそうな配色になります」ってことです。そこでいくつかのブロックに色を分けてみました。
これはJIS規格で決められているトーン(らしきもの)を元に、私が勝手に作ったものです。ですので、細かい色の違いは気にしなくてよいのですが、「ごくうすい~」辺りの色は優しい印象がしますし、「暗い」辺りの色ですと落ち着いて固いような雰囲気がします。
「ごく暗い」色を見て、明るくて心が浮き立つという人はあまりいないかと思いますし、色を見て感じるイメージは個人差はあるものの、バラバラというほどでもありませんので、作りたいイメージに合ったトーンを選ぶと良いでしょう。
トーンを組み合わせる
同じトーンから色を選んで配色を行うと、それぞれのトーンに合ったイメージが生まれます。彩度の高いトーンでは、元気な感じや派手な感じを受け、彩度が低くなるにつれて、落ちついた地味な印象を受ける色のグループが出来上がります。
このように何かのイメージを伝えたい場合には、トーンを使って配色を考えると便利です。ただし、同じトーンだけで色を選ぶと、きつすぎたりぼんやりしたりすることがあります。そのため、違うトーンから色を選ばなければならないことが多々あります。
このような場合に、他のトーンから大きく色を配置すると、元々のトーンのイメージは崩れてしまいます。そこで、違うトーンを使うときは、少しだけ追加すれば、最初に伝えたいと思ったイメージを維持することが出来ます。
自分が最初にどのようなイメージを表現したいのかをしっかりと定めておき、そこからぶれることのないように配色することを心がけておきましょう。「なんとなく」で色を決めるのは、最も避けたいことの一つです。
今回のチェックポイント
- トーンとは明度と彩度が組み合わさったもの
- トーンを使った配色では、トーンごとのイメージを作ることが出来る
- 後から追加する色は少な目の量で
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